金曜時代劇「慶次郎縁側日記2」

第8回「昔の女」
慶次郎さんの養子森口晃ノ助さん(南町同心)の手先・辰吉(たつきち)さんの話。
辰吉さんの「昔の女」を演じる島崎和歌子さん・・・周りの実力有る役者さん達に互して演ずるも、あと少しの力量が望まれるところか?
当時の時代考証から、南町・北町両奉行所のライバル関係も、垣間見られる。
また、男女の関係も奔放な様子ながら、色恋絡みの刃傷沙汰も、現在より頻繁だったか?
時代劇としては地味な人情話。根底に流れる「誰も殺させない」「殺しては為らない」とのメッセージ。
仇を滅ぼす事のみが、復讐か?・・・しかし最愛の者を奪われて失い、残された者の背負った憎しみを、如何にして鎮めるのか?
色々なテーマを、考えさせて下さいます・・・。