「慶次郎縁側日記2」(録画再生視聴)

第10回「祝言」(最終回)
森口慶次郎さんの娘・三千代さんを死に追いやった男・常蔵さんの死。
亡き三千代さんの許婚で、慶次郎さんの養子・晃之助さんにとって、憎しみの遣り場が無くなる。
奉行所同心森口晃之助さんの、お手先(部下)辰吉さんが常蔵さんの娘おぶんさんと祝言を挙げることに対する、わだかまり・・・。
奥田瑛二さん演じるところの)蝮の吉次さんが、重要な役どころを演じました。
「憎しみ」を完全に断つ事が出来ないならば、その「憎しみ」を引き摺り「憎しみ」と立ち向かって行く事も、ある種の解決方法なのか?
派手な殺陣アクションなど無い時代劇。押さえ気味の演出で人々の心の奥底が描かれ、じんわり様々な事を考えさせて貰え、後味の良い番組でした。